既卒が就職するためのおすすめ特集

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1、既卒の就職の現状

 日本は他の国にはない新卒一括採用という、独特な雇用制度が存在しています。そのため学校を卒業するまでに内定が得られなければ、既卒となり卒業した途端に就職活動が困難になります。資質や能力などは全く同じなのに既卒になっただけで、就職が難しくなる不合理を1番感じているのは既卒者自身かもしれません。それでもJALやANAなどの航空会社では、積極的に既卒者の採用を行っています。

 最初の3年間は契約社員としての採用ですが、その後は本人と会社が同意すれば正社員として働くことができます。特にANAでは今後は既卒者を最初から正社員として採用する方針で、既卒者にとっては明るいニュースだと言えます。しかし既卒者を新卒と同様に採用する企業は、まだまだ20%程度と少ないのが現実です。それだけに既卒になれば応募できる求人が少なくなり、希望するような職種や業種も限定されます。

2、既卒の強みとは

 では既卒になれば就職活動において、全てが不利なのでしょうか。でも良く考えてみると既卒になったからといって、何かが特別に変わったわけではありません。変わったのはあなたを取り巻く就職活動の環境だけで、あなた自身には何の変化もありません。しかしここで大事なことはなぜ、既卒になったのかを十分に分析することです。

 在学中に就職活動した際に内定が得られなかったのは、なぜかのかをよく考えてみて下さい。例えば自分が本当に何をしたいかが決まっていなくて、希望する業種や職種が定まっていなかったかもしれませんよね。また大手企業ばかりに応募して有望な中小企業やベンチャー企業には、全く目を向けていなかったということはありませんでしたか?

 既卒になって大事なことは、自己分析と発想の転換です。自己分析とは自分の強みが、何なのかを検証することです。そして自己分析を行うことで、自分が本当に何の仕事に就きたいのかが分かってきます。次に大手企業ばかりに拘ることを止めて、有望な中小企業やベンチャー企業にも目を向けることです。大手企業イコールよい会社と言う構図は既に崩壊しているからです。

3、企業が既卒に求めているのは

 既卒者の採用を積極的に行っているのは新卒を採用したくても、殆ど応募がなかったりした中小企業やベンチャー企業です。多くの学生が大手企業志向であることは、昔も今も変わりません。そのため殆どの学生が有望な中小企業や、ベンチャー企業には目も向けずに大手企業に走ります。それで内定が得られればよいのですが、もしそうでなければ発想を変えるしかありません。

 ただここで注意したいのは大手企業から中小企業やベンチャー企業に、就職活動の対象を変えたからと言って必ずしも採用されるわけではありません。新卒も既卒も社会人としての経験がないわけですから、既卒のあなたを採用するということは一種の先行投資です。つまりスキルも経験もない既卒に求められているのは、将来性であったり可能性であったりやる気や熱意です。

4、既卒にお勧めの求人媒体とは

 新卒と既卒の大きな違いの一つが既卒になれば、誰も助けてくれなくて一人で就職活動するしかないことです。そのため求人媒体選びから始めるしかなく、どんな求人媒体であれば既卒でも応募できるのかから調べる必要があります。求人媒体にハローワークの他にも、求人誌や新聞の求人広告などがあります。ハローワークは国の機関なので既卒の就職活動を支援していますが、求人誌や新聞の求人広告には既卒者を積極的に採用する求人はあまり多くありません。

 ハローワークの求人には既卒者が応募できる求人案件が結構ありますが、その求人情報を見つけて自分で応募しても履歴書の書き方や面接に不安があるのが普通です。そこでお勧めなのがウェブ上の就職サイトで、就職サイトにも希望するような業種や職種などで検索するタイプのサイトと、人材紹介会社が運営するサイトと大きく2つあります。さらにあなたの履歴書と興味がある業種や職種などをウェブ上にアップすると、それを見た企業からオファーがあるスカウトサービスなどもあります。

 人材紹介会社が運営する就職サイトも既卒者にはお勧めで、専任の担当者があなたの履歴書を添削してくれたり面接のアドバイスなども無料で行ってくれます。またあなたが希望する求人の紹介も行ってくれたり、面接への同行も気軽に行ってくれます。

5、就職サイトを利用して成功した事例

 大橋さん(仮名)も在学中に興味がある業種や職種がよく分からずに就職活動をスタートさせ、卒業するまでに1社も内定が得られませんでした。既卒となり最初はハローワークにも行ってみましたが、興味があるような求人が見つかりませんでした。そこでインターネットでいくつか就職サイトを検索し、人材紹介会社が運営するサイトに登録しました。担当者のアドバイスもあり大手企業の求人に絞り込まずに、将来性がある中小企業やベンチャー企業にも応募し無事に内定が得られました。

 大橋さんの場合もどんな業種や職種に就くかが、決まらないまま就職活動を始めて既卒者になりました。人材紹介会社が運営する就職サイトに登録したのが正解で、就職サイトの担当者が親身になって履歴書の書き方を指導してくれました。面接への不安も担当者が個人的に擬似面接を行ってくれて、自信を持って面接に臨むことができました。その担当者が面接への同行してくれたことも、大橋さんには心強く成功の大きな要素でした。既卒者にとっては一人で就職活動することは不安なものですが、就職サイトの担当者の存在がその不安を解消してくれるはずです。

6、終わりに

 既卒となった不合理をいつまでも、嘆いていても仕方ありません。また大手企業の求人に応募できないからと言って、卑屈になる必要もありません。なぜなら大手企業に就職したからと言って、それが正解かどうかは誰も分からないからです。その答えが出るのは先の話で、あなたに興味を持って採用してくれた企業に感謝し仕事に専念することです。就職活動中の既卒の方も、必ずあなたを求めている企業があることを忘れずに、勇気を持って頑張って下さい。

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公開日:
最終更新日:2015/02/10